パデルとは


テニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技、と表現されることが多い「パデル」。
以下に、パデルの基本的な特徴とルール、その魅力について説明します。

コートと道具の特徴

壁を使った戦術や戦略的なプレーが求められます。
壁を使いながら打ち合い、相手を出し抜くためのテクニックや計算が重要です。
パデルは相手を追い詰める戦術が多用され、ボールの軌道やスピード、相手の位置によって戦術を変える必要があります。

得点の数え方

得点の数え方はテニスと同じ。0(ラブ)、15、30、40。
例えば15-0を英語ではフィフティーンラブ、15-15をフィフティーンオールと呼びます。
40-40の状態を、特にルールを設けない限りデュースと呼びます。
デュースになった場合も、相手に2ポイント差をつけることにより、そのゲームに勝利することができます。
サービス側が1ポイントリードしている状況をアドバンテージサーバー、レシーブ側がリードしている状況をアドバンテージレシーバーと呼びます。

壁の利用と戦術

コートの壁は、ボールの軌道を変えたり、相手を出し抜いたりする際に重要な役割を果たします。
壁を使った戦術やショットが魅力の一つで、正確な打球や的確な位置への配置が求められます。
ボールが壁に当たった後の軌道を読むことも、高度な技術と洞察力が必要です。

人気と魅力

パデルは、リラックスした雰囲気でプレーできる点や、
初心者から上級者まで幅広いスキルレベルのプレイヤーが楽しむことができる点からスペインを中心に世界中で人気があります。
チームでのプレーが楽しみながらも、テクニカルな要素を学びながら上達することができます。

パデルは、フィジカルな能力だけでなく戦術的なスキルや協力プレーが重要なスポーツです。
ソーシャルな要素も含まれ、友達と楽しみながら競技を極めることができます。
その魅力的な特徴から、世界中でますます多くの人々に愛されプレーされています。

参考元:Wikipedia